内村鑑三、1861ー1930年 ジョン・フォーマン・ハウズ 堤稔子 教文館キンダイ ニホン ノ ヨゲンシャ ハウズ,ジョン・フォーマン ツツミ,トシコ 発行年月:2015年12月 ページ数:551, サイズ:単行本 ISBN:9784764274020 ハウズ,J.F.(Howes,John Forman) 1924年米国イリノイ州シカゴ生まれ。
米国海軍東洋学研究所、オバーリン大学、コロンビア大学卒(Ph.D.)。
東京大学(1953ー56年)、京都大学(1956ー60年)留学。
ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授。
バンクーバー在住。
専攻は日本近代史、特に内村鑑三、新渡戸稲造を中心に研究。
第二次世界大戦後はGHQにて通訳、翻訳などに従事。
「国際文化会館」設立に貢献。
旭日中綬章叙勲(2003年)、『近代日本の預言者ー内村鑑三、1861ー1930年』により「カナダー日本文学賞」受賞(カナダ芸術家協会、2006年) 堤稔子(ツツミトシコ) 1930年横浜生まれ。
東京女子大学、米国コロンビア大学(M.A.)、ワシントン大学(University of Washington、Ph.D.)卒。
桜美林大学名誉教授。
日本カナダ文学会顧問、元会長。
日本基督教団原町田教会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 拒絶(明治のサムライ教育/駆け出しの官吏/著述家の誕生/自己と祖国の弁明/新たな出発)/第2部 神との契約(ルターに導かれて/弟子たち/キリスト教と聖書/組織と個人/最後のチャンス)/第3部 自己否定(キリストの再臨/聖書と日本/賢者/西洋批判/愛弟子たちの離反(原題=蝮の裔)/“無教会”とは何か?/内村鑑三とその時代) 預言者としての自覚から、独自の思想を明晰な言葉で表現し続けた稀有の天才、内村鑑三。
その孤高の生涯を、日本の伝統と西洋的価値観との狭間で葛藤しつつ、統合を求めた精神的苦闘の軌跡として描き出す。
門下生の証言と膨大な文献を元に、内村の心情にまで深く迫る比類なき論考。
本 人文・思想・社会 宗教・倫理 キリスト教